カモシカは鹿が苦手?

本日付(令和3年1月6日)の信濃毎日新聞の25面に表題の記事が掲載されましたのでお知らせいたします。

記事は浅間山クラブ会員でもある、山梨県富士山科学研究所研究員の高田隼人さんが続けてこられた浅間山のカモシカ生息調査の様子を紹介するものです。

記事には浅間山周辺は日本有数のカモシカの楽園であるものの、最近徐々に生息数が減少しており、その原因は急激に生息数が増えている鹿にあるのではないかとの仮説を立て、これを裏付けるための高田さんの調査の様子が解説されていますので興味のある方はご一読ください。

火山館への道すがら、そして湯の平などでは過度に人を恐れないのんびりしたカモシカを目にすることは珍しくありませんが、こうした環境がこれからも長く続くことを祈りたいですね。

2021新年

明けましておめでとうございます!

相変わらずのコロナ禍で始まった2021年ですが、浅間山クラブの皆さん、そして浅間山を愛する全ての皆様が健康を維持されて安心・安全な登山を続けられる一年としたいものですね。

1月5日、浅間山クラブの柳田さんが火山館を訪問され写真をお送りくださいましたのでご紹介いたします。柳田さん、そして火山館長の神田さんによりますと、現在の積雪は平年の半分程度、火山館までならば一部の吹き溜まりを除けば問題なく歩けるそうです。コロナの影響か登山者は少ないようですので静かな山歩きを楽しみながら火山館にお越しくださいとのことです。

不動の滝、今年は濁り氷結です。
二の鳥居付近の薪、火山館まで運んでもらえると助かります。
牙山の岸壁
浅間山
今日現在の火山館
火山館から仰ぐ牙山
湯の平、草すべり分岐
湯の平の雪原に残るカモシカとウサギの足跡